当シリーズの第三回は
「人間は『正義の姿』にインスパイアされやすい」
です。
前回の第二回
【筋トレ・ダイエット】人は多少ナルシストであるべきだ
https://wod.hazemixeddays.com/2019/05/we-should-be-big-headed-alittle.html
では、筋トレ、ダイエットによって
自分自身の外見をスタイリッシュにすれば、
自信がついて楽しく有意義な人生が送れる。
人はナルシストだと馬鹿にするかもしれないが、
そんなことは問題でなくなる、
というような記事を記載しました。
今回は、自分自身ではなく、
他人に与える影響という意味のことを
皆さんと一緒に考えたいと思います。
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筆者は社会人になって2年目~最近までの
十数年のブランクがあったのですが、
一番最初に筋トレに凝ったのは学生時代でした。
当時は女の子にモテたくてモテたくて、
とにかくモテたい!
しか考えていなかった、
と言えば青春の淡い1ページとして
笑い話にもなるのですが、
実はもっと
「いかがわしいこと」
を考えていました。
というのも、
筆者が筋トレを始めたきっかけは
とある映画です。
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『 アメリカンヒストリーX 』
主人公のデレク(エドワード・ノートン)は
成績優秀な優等生であったが、
消防士の父親が勤務中に
黒人に殺害されたことをきっかけに、
白人至上主義に傾倒するようになる。
強くなることを目的に自らの肉体を鍛え上げ、
復讐を誓うかの様に胸にハーケンクロイツの入れ墨を入れ、
ヘイトクライムの組織に身を投じて
独特の「カリスマ性」により、
ならず者たちを扇動するようになる。
ある日自宅前に止めていた父親の形見であるSUVを
黒人ギャングが盗もうとしているのを目の当たりにし、
銃撃と暴行により数人を殺害し、服役する。
出所後、彼を崇拝していた仲間や実の弟ダニー
(エドワード・ファーロング)に対する行動は
服役前からは考えられないものだった。
服役中に彼が見たものは一体何だったのか。
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誤解がないように先にお伝えしておくと、
筆者は特にネオナチ運動に傾倒したとか、
在日外国人に対するヘイトスピーチをしているとか、
右翼活動を行っているとか、
そういう方向性の
「いかがわしい」
話ではないのですが、
この映画の中で
「なるほど」
と正直に思ったことに、
安直ながら、
「体を鍛えれば、説得力が増すのか!」
というところでした。
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この映画を見た当時は
「そろそろ就職活動かー。」
という人生の節目の時期で、
自分の強み、弱みは何なのかと自己分析をしたり、
リクルートスーツを着て自分を売り込むために
本気で見た目を気にしたり、
色んな自己啓発系の本を読んだりして、
今で言うところの
「意識高い系」
の学生でした。
(それなりに)
そんな中、上記の
『 アメリカンヒストリーX 』
を見て、
「そうか、あれだけムキムキになれば、
そりゃ多少ややこしいならず者も
それなりに言うこときくよな。
良し、じゃあいっちょ
体を鍛えてみますか!」
と始めたのがきっかけでした。
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まあ当然見た目の問題だけではなく、
前回の記事の通り、
見た目が良くなることで自信もつく、
ということが
「カリスマ性」
につながるんだと思いますが、
多分頭が良い、話が面白い、
というだけでは
よく言う「不良」という連中を扇動して、
黒人のギャング組織と対峙したり、
アジア系の店主の店を襲撃したり、
というようなことまでできないだろうな、と。
やはり健康的で物理的な強さを感じさせる
鍛え上げられた肉体というのが、
何割か説得力を増しているのだろうと思います。
そしてそれは、
「喧嘩をしたら負ける」
という強弱の問題ではなく、
恐らくそこに
「正義の姿」
を見ているのではないか。
筆者はそのように考えています。
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ただし、この「正義の姿」というのは、
世間一般で普遍的に考えられている正義とは
必ずしも一致しないと思います。
つまり、その本人が信じる「正義」の形に
合致したものであるかどうかが問題です。
時々我々は「変な本」に出会います。
書いてある内容はが正しい、
正論であることは理解できるのですが、
全然面白くとも何ともなく、
1mmも心が動かされない、
つまりインスパイアされない。
これは多分、
自分の中にある方向性、つまり正義と
その本の正義が合致しないために
心が動かされないのだと思います。
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本の内容については、
人の好みや思想が千差万別であるために、
「正義」というものは一定になりません。
しかし、これが見た目、
それも本人の努力で改善、キープできる
体形の問題であれば、
おおよそ一定になるのではないでしょうか。
これがつまり、
『アメリカンヒストリーX』の主人公、
エドワード・ノートン扮する
「デレク」の肉体美だと思います。
(A)極端に痩せている。
(B)極端に太っている。
(C)太っても痩せてもなく体形は標準だけど、
何となく輪郭の線がぼやーっとしてて、
印象に残らない。
(D)まあまあムキムキのマッチョで健康的。
そして笑顔がさわやかで自信ありげ。
さて、この4人が、
「無理?そんなことないよ!
君にだって出来る!
一緒にやればきっと楽しいよ!
もし失敗しても僕は責めたりしないし、
出来るところまで手伝うよ!」
と同じセリフを言ったとします。
誰のことを一番信用しますか?
まあ性格のひねくれた人なら
「誰の言うことも信用しねー」
って言うのでしょうけど、
大多数の人は(D)の
さわやかマッチョではないでしょうか。
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とにもかくにも筋トレ・ダイエットで
健康的なカッコいい肉体を手に入れるべきです!
まずは単純に
「異性にモテたい!」
というのでも良いです。
なぜなら、
今回皆さんと一緒に考えた、
「正義の姿は人をインスパイアしやすい」
はこの命題も含んで解決するからです。
頑張ってお金をためて
高い服を買ってオシャレをしても
ハッキリ言ってモテるかどうかは怪しい。
コスパが悪いです。
土台の肉体をカッコよくする方が
早いし安上がりです。
次回はこの辺りを皆さんと一緒に考えたいと思います。
当シリーズ次回予定は
「体を鍛えればどんな服でも
似合うようになる!」
です。
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